【2025年版】FX通貨ペア取引量ランキングTOP10と特徴は?

FX入門・実践

FXで取引される通貨ペアは数多くありますが、取引量の多い通貨ペアほど有利な環境でトレードしやすいことは意外と知られていません。スプレッドが狭く、約定力も安定しており、チャートの値動きも比較的素直になる傾向があります。

この記事では、国際決済銀行(BIS)の最新データをもとに、2025年時点で注目すべき通貨ペア取引量ランキングTOP10をご紹介。あわせて、各通貨ペアの特徴や、時間帯別の動き、トレードスタイルに応じた選び方まで幅広く解説していきます。

この記事の4つのポイント
  • 📌 取引量の多い通貨ペアはスプレッドが狭く安定しやすい
  • 📌 BISの最新データから注目の通貨ペアランキングがわかる
  • 📌 スタイルや時間帯で通貨ペアの選び方は変わる
  • 📌 勝ちやすい通貨選びには流動性と特徴の理解が重要

取引量の多い通貨ペアとは?基本と世界ランキング

通貨ペアの取引量とは?なぜ注目されるのか?

「取引量が多い通貨ペアは良い」とよく言われますが、その背景には流動性・約定力・取引コストの安定性といった明確なメリットがあります。

取引量とは何か?

通貨ペアの「取引量」とは、一定期間内に市場でどれだけ売買されたかを示す実際の取引高(ボリューム)です。

特にFXでは、1日あたりの取引量が多い=多くのトレーダーが参加しているという証拠でもあり、以下のような利点があります。

取引量が多い通貨ペアのメリット

  • 注文が通りやすい(約定力が高い)
  • スプレッドが狭く、取引コストが低い
  • 大口注文でも価格が動きにくく、チャートが安定しやすい
  • 世界的に注目されており、情報が豊富

このように、取引量は単なる“人気の指標”ではなく、実践的な取引のしやすさを左右する重要な要素です。

なお、「勝ちやすさ」という観点から通貨ペアを選ぶ場合は、取引量だけでなくトレンドの出やすさやテクニカルの効きやすさも判断材料になります。

➡️詳しくは以下の記事を参考にされて下さい。
👉 FXで勝ちやすい通貨ペアは?初心者でも戦いやすい組み合わせを徹底解説!

世界の通貨流通量ランキング【流通量・シェア】

「流通量が多い=世界中で使用されている通貨」であり、これは通貨の信頼性や経済力とも密接に関係しています。

ここでは、BIS(国際決済銀行)やIMFなどの統計をもとにした世界の通貨流通量ランキング(2025年版)を簡潔にご紹介します。

世界の通貨シェア上位ランキング(2025年)

順位 通貨 シェア(対取引) 主な特徴
1位 米ドル(USD) 約88% 世界の基軸通貨、全市場で使用される
2位 ユーロ(EUR) 約31% 欧州圏の共通通貨。金融政策の影響大
3位 日本円(JPY) 約17% アジアを代表する安全資産通貨
4位 ポンド(GBP) 約13% ボラが大きく中上級者に人気
5位 豪ドル(AUD) 約6% 資源国通貨で中国との関連も強い

※出典:BIS(2022年報告より)、2025年は推計値を含む

BIS調査をもとにした通貨別シェア

💡流通量とFX取引量は一致しない?

  • 流通量(シェア)は発行・利用ベースの経済力指標
  • FXの取引量は実際の売買の活発さ・人気度の指標
➡️両者は似て非なるものですが、どちらも“信頼され、活用されている通貨かどうか”を示す重要な目安です。

世界三大通貨とは?円が含まれる理由とは?

「世界三大通貨」とは、国際的な取引・決済で圧倒的なシェアを誇る3つの通貨を指します。

一般的に以下の3つが該当します。

世界三大通貨(2025年時点)

通貨 特徴
米ドル(USD) 世界の基軸通貨。原油や金の決済も米ドル建て。すべての通貨に対して基準的な存在。
ユーロ(EUR) EU全域で流通する共通通貨。ユーロ圏の経済力を反映し、米ドルに次ぐ影響力を持つ。
日本円(JPY) アジアで最も流通量が多く、安全資産として世界的に評価されている。

💡なぜ「円」が含まれるのか?

  • 世界第3位の通貨取引シェア(BISデータによると約17%)
  • 経済規模・外貨準備高の水準が高い
  • 地政学リスク回避時に買われやすい「避難通貨」としての特性
➡️日本円は国際的な政治リスク・金融危機の際に「リスクオフ資産」として選ばれるため、投資家の信頼性が高い通貨とされています。

信用度の高い通貨ランキングと背景

通貨の「信用度」とは、単に値動きの安定性だけでなく、国際的な信頼・経済基盤・政治安定性・流通力などを総合的に判断したものです。

ここでは、主要通貨の信用度を構成する要素と、代表的な“信用されている通貨”の特徴を解説します。

信用度の高い通貨ランキング(2025年想定)

ランク 通貨 信用される理由
1位 米ドル(USD) 基軸通貨・取引量最大・軍事力と経済力の裏付け
2位 スイスフラン(CHF) 中立国通貨・永世中立の伝統と超低インフレ国家
3位 日本円(JPY) 経済の安定性・外貨準備高の多さ・信用リスクの低さ
4位 ユーロ(EUR) EU圏の経済基盤と制度的安定性
5位 英ポンド(GBP) 歴史的信頼と金融センター(ロンドン)の存在

🔍信用度が高い通貨の共通点

  • 発行国の政治・経済が安定している
  • 中央銀行の政策信頼度が高い(通貨の発行ルールが明確)
  • 国際的な決済・準備通貨としての採用実績がある
➡️FXトレーダーにとっても、「信用度が高い通貨=極端な値崩れリスクが低い」ため、中長期保有や低リスク戦略に適しています。

FXで取引量の多い通貨ペアTOP10【2025年版】

通貨ペア取引量ランキングTOP10

2025年推計版 FX通貨ペア取引量ランキングTOP10

以下は、BIS(国際決済銀行)が2022年に発表した外国為替市場の取引量データをもとに、2025年の傾向を加味した取引量が多い通貨ペアTOP10です。

通貨ペア別 取引量ランキング(2025年推計)

順位 通貨ペア 取引シェア(全体比) コメント
1位 EUR/USD 約28% 世界最大の流通ペア。欧米時間で活発。
2位 USD/JPY 約13% 日本人トレーダーの定番。東京時間も動く。
3位 GBP/USD 約9% ボラティリティ高め。上級者向け。
4位 AUD/USD 約6% オセアニア勢に人気。資源価格の影響も。
5位 USD/CAD 約5% 原油連動性あり。堅実な値動き。
6位 USD/CNY 約4% 中国元との取引が増加中。ただし規制あり。
7位 USD/CHF 約3.5% スイスフランは避難通貨。堅調な値動き。
8位 EUR/JPY 約3% クロス円でありながら値動きが素直。
9位 EUR/GBP 約2.5% ユーロ圏 vs 英国のバランス。デイトレ向き。
10位 EUR/CHF 約2% ボラは小さいが安定感あり。資産保全向け。

※出典:BIS Triennial Survey(2022年)
※2025年は推定データを含む。

➡️これらのペアはすべて、世界中で注目されており、流動性が非常に高いため、トレード機会が多く情報も豊富です。一方で、値動きの特徴や戦略の相性を見極めることも大切です。

USD/JPY|日本人に最も取引されている理由とは?

USD/JPY(ドル円)は、日本人トレーダーにとって最も身近で、実際の取引量も非常に多い通貨ペアです。

以下、その人気の理由を明確にしておきましょう。

ドル円が選ばれる4つの理由

  1. 値動きが比較的安定している
    → ヒゲが少なく、テクニカルが効きやすい
  2. 東京時間に動くため、兼業トレーダーにも最適
    → 夜間の欧州・米国時間に振り回されにくい
  3. スプレッドが狭く、短期売買にも向いている
    → 多くの国内FX業者で最狭水準
  4. 日本経済との結びつきが強く、予測しやすい
    → 政策・金利・為替介入などのニュースを把握しやすい

💡取引量が多い=安心して戦える環境

ドル円は、取引量・流通量ともに非常に大きく、“滑らない・ズレにくい・戦略が通用しやすい”という利点を持ちます。初心者の方はもちろん、中上級者でも「コア通貨」として継続的に取引する価値の高いペアです。

EUR/USD|世界最大の流通量と取引量を誇る王道ペア

EUR/USD(ユーロドル)は、取引量・流通量ともに世界No.1の通貨ペアで、プロ・機関投資家から個人トレーダーまで、あらゆる層が取引する“王道ペア”です。

✅ユーロドルの特徴

項目 内容
取引時間 欧州時間~NY時間で活発(日本時間は静か)
値動き トレンドが出やすく、テクニカルがよく効く
スプレッド 非常に狭く、短期〜中期トレードに向いている
流通量 BIS調査でシェア約28%、世界最大規模

💡ユーロドルは「流れに乗る」戦略が効きやすい

  • 順張りトレード(トレンドフォロー)が機能しやすい
  • 高精度な水平線・MA・MACDなど、テクニカル分析に適したチャート形状
  • 経済指標(ECB・米国雇用統計)の影響が明確で、予測が立てやすい
➡️初心者にも扱いやすく、中〜上級者が資金効率を重視して使う場面も多い、万能型ペアといえます。

GBP/JPY・AUD/USD・その他の注目ペア

GBP/JPY(ポンド円)やAUD/USD(豪ドル米ドル)は、取引量ランキングではTOP10圏内に位置することも多く、独自の値動きや特徴を持つ“準メジャーペア”として一定の人気を集めています。

✅GBP/JPY(ポンド円)の特徴

  • ボラティリティが非常に高く、1日100pips以上の値動きも日常茶飯事
  • トレンドが出やすい一方、ヒゲが多くダマシも発生しやすい
  • ロンドン時間で活発化し、上級者に好まれる
➡️高い収益性が魅力だが、損切りの判断力が求められる通貨ペアです。

✅AUD/USD(豪ドル米ドル)の特徴

  • 資源国通貨として、中国経済や商品市況と連動しやすい
  • 値動きは比較的スムーズで、中期トレードや指標トレード向き
  • オセアニア時間から動くため、早朝~午前にかけての監視が有効

✅その他の注目ペア

通貨ペア 特徴
USD/CAD 原油との連動性あり。安定感と値幅のバランスが良い
EUR/JPY クロス円でありながらテクニカルが通用しやすい
USD/CHF スイスフランの避難通貨特性が表れやすく、堅調な値動き
➡️これらの通貨ペアは、取引量・流動性ともに一定水準があり、スタイルや時間帯に応じて使い分けると収益チャンスが広がります。

FX通貨ペア一覧からどう絞るべきか?

FX口座を開くと、数十種類の通貨ペアが表示されることがありますが、全てを取引する必要はありません。

むしろ、目的やスタイルに応じて、通貨ペアを絞ることが勝率アップのカギとなります。

通貨ペア一覧を見たときに迷わない選び方

判断基準 内容
取引量 USD/JPYやEUR/USDなど、流動性が高くスプレッドが狭いペアを優先
トレード時間帯 自分が取引できる時間によく動く通貨ペアを選ぶ(東京ならUSD/JPY、欧州ならEUR/USDなど)
手法との相性 順張りならトレンドが出やすい通貨、スキャルなら安定した値動きの通貨を

💡初心者は「2〜3ペア」に絞るのが理想

  • 多くの通貨に手を出すと癖の違いに振り回されやすい
  • 一定の通貨に絞ることで、チャートの見え方・反応が蓄積される
  • 絞った通貨で「深く学ぶ」方が、トレード技術が伸びやすい

 

➡️たとえば、USD/JPY+EUR/USDという組み合わせは「スプレッド最狭&情報豊富」で多くのトレーダーが支持しています。

取引量を活かした戦略と通貨ペアの選び方

取引量が多い通貨ペアのメリットとは?

取引量が多い通貨ペアには、他のペアにはない実践的なメリットがあります。

これは単なる「人気」ではなく、トレーダーの運用効率や戦略の安定性に直結する要素です。

✅代表的な3つのメリット

  1. 約定力が高い
    → 注文が通りやすく、滑り(スリッページ)が発生しにくい
  2. スプレッドが狭い
    → 多くの業者が競争的に狭く設定しており、取引コストが低減
  3. テクニカル分析が通用しやすい
    → 参加者が多いため、ラインやインジケーターが意識されやすい

💡心理的安定も大きなポイント

  • 情報が豊富で、不安要素が少ない
  • 急な流動性低下やスプレッド拡大といった“理不尽な動き”に巻き込まれにくい
➡️特に初心者は、安定性のある通貨ペアで経験を積むことで、損失を抑えつつ成長しやすくなります。

スプレッド・約定力との関係性

取引量が多い通貨ペアほど、スプレッドが狭く、約定力が高い傾向にあります。

これは、売買の注文が多く集まり、マーケットが活発であるためです。

✅ スプレッドとは?

スプレッドとは「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差であり、実質的な取引コストを意味します。

たとえば、USD/JPYのスプレッドが0.2銭であれば、1万通貨あたり約20円のコストになります。

✅ 取引量との関係

  • 取引量が多い通貨は買い手・売り手が常に存在する
  • その結果、市場が効率化されてスプレッドが狭くなる
  • 約定力(注文が通る速さと確実性)も安定する

🔍代表的な低スプレッド通貨ペア

通貨ペア 平均スプレッド
USD/JPY 0.1〜0.3銭
EUR/USD 0.2〜0.5pips
GBP/USD 0.5〜1.0pips
➡️「短期売買をするならスプレッドの狭い通貨ペアを選ぶ」というのは、コスト削減=利益確保の基本戦略です。

流動性が高い通貨=勝ちやすいとは限らない理由

通貨ペアの「流動性」が高いことは多くのメリットがありますが、それだけで“勝ちやすい”とは限らないという点には注意が必要です。

❌ 誤解されがちな点

  • 「流動性が高い=トレードがしやすい」  → これは正しいですが、「勝てるかどうか」は別の問題
  • 取引量が多くても、価格が読みづらい・一方向に動きづらいペアもある

✅ “勝ちやすさ”には別の要素が必要

要素 内容
テクニカルが効くか ラインやインジケーターに反応するかどうか
トレンドが出るか 一方向の動きが継続しやすいか
急変動が少ないか ダマシやヒゲが多いと勝率が下がる

💡実例で比較

  • EUR/USD → 流動性が高く、かつトレンドも出やすい=勝ちやすい
  • USD/CHF → 流動性はあるが、ボラティリティが小さく利益を伸ばしにくい=中級者向け

➡️重要なのは「取引のしやすさ」+「値動きの特性」の両方を見極めることです。詳しくは 👉 FXで勝ちやすい通貨ペアは? で。

流動性が高すぎると難しくなるケースもある?

一般的には「流動性が高い通貨=トレードしやすい」とされていますが、“高すぎる”ことが逆に難しさを生む場面も存在します。

❌ 流動性が高すぎることで起きる問題例

  • 小さな値動きが多く、利益が伸びにくい  → 価格が行ったり来たりしやすく、ブレイクが騙しに終わることも
  • AIやアルゴリズム取引の影響を受けやすい  → 特にEUR/USDやUSD/JPYなどでは瞬間的な変動に巻き込まれやすい
  • テクニカルポイントが皆に意識されすぎる  → 水平線やMAが機能する一方、意識されすぎて反応が過剰になることも

💡対策のポイント

  • 利幅を伸ばすよりも、堅実に利確を重ねる戦略が向いている
  • エントリーポイントを厳選し、「誰もが見ている位置」ではなく“少しズラした位置”から入る意識が大切
➡️流動性の高さは武器にもなりますが、トレーダー心理が集中することで“読みづらさ”が増す場面があることも覚えておきましょう。

東京・ロンドン・NY時間別で見る通貨ペアの特性

FX市場は24時間動いていますが、時間帯によって取引の中心となる市場(セッション)が異なり、通貨ペアの動きにも明確な傾向が出ます。

主要3セッションの特徴と対応通貨

時間帯(日本時間) 主な市場 活発な通貨ペア
9:00〜15:00 東京 USD/JPY、AUD/JPY、EUR/JPY
16:00〜24:00 ロンドン EUR/USD、GBP/USD、EUR/GBP
21:00〜翌5:00 NY USD関連全般、USD/CAD、USD/CHF

💡時間帯による動きの違い

  • 東京時間: 値動きが小さく安定していることが多く、レンジ戦略が有効
  • ロンドン時間: 欧州勢の参加でボラティリティが急増し、トレンドが出やすい
  • NY時間: 指標発表が多く、瞬間的なブレイクやだましに注意が必要
➡️自分の取引可能時間帯に合った通貨ペアを選ぶことで、“予測不能な動き”に巻き込まれるリスクを減らし、勝率を上げやすくなります。

トレードスタイル別おすすめ通貨(スキャル・デイトレ・スイング)

FXでは、取引スタイルによって「向いている通貨ペア」が異なります。

スキャルピング・デイトレード・スイングトレードのそれぞれに最適な通貨ペアを選ぶことで、勝率・利益率が大きく改善します。

スキャルピングに向いている通貨ペア

通貨ペア 理由
USD/JPY スプレッド最狭、安定した値動き
EUR/USD テクニカルが効きやすく、滑りも少ない
➡️スキャルではスプレッドの狭さと反応速度が最重要。流動性の高いペアが適しています。

デイトレードに向いている通貨ペア

通貨ペア 理由
EUR/JPY トレンドとレンジの切り替えがわかりやすい
GBP/USD 値動きが大きく、利幅が取りやすい
➡️「1日で完結させる戦略」では一定のボラティリティ+テクニカル反応のバランスがポイントです。

スイングトレードに向いている通貨ペア

通貨ペア 理由
USD/CAD トレンドが出やすく、押し目買いが機能しやすい
AUD/USD 資源国通貨として中期のテーマ性が出やすい
➡️スイングでは持続的なトレンドが発生するペアを選ぶことで、利益を伸ばしやすくなります。

取引量を意識したチャート分析のコツとは?

通貨ペアごとの取引量(ボリューム)は、実際のチャート分析にも活かすことができます。

流動性の高い通貨はテクニカルが機能しやすい反面、反応が過敏になる傾向もあるため、見方に工夫が必要です。

取引量が多い通貨の分析ポイント

  • 水平線・トレンドラインが多くの人に意識されやすい  → よって反応は出やすいが、「ダマシ」も出やすくなる
  • MAやRSIなどのインジケーターの反応が綺麗に出る  → 初心者は“定番の指標”でも十分戦える
  • 指標発表時は反応が極端に出やすい  → 取引量が集中するため、短期的に予測が難しくなる

💡具体的な分析の工夫

  • 1時間足以上の上位足をベースに、エントリーポイントを下位足で絞る
  • あえて“皆が見ていない位置”での逆張りや分割エントリー戦略を取る
  • 市場オープン直後は様子を見ることで、フェイクに巻き込まれない
➡️取引量が多い通貨ペアは武器になりますが、“見られすぎている”がゆえの難しさもあるため、独自の分析視点を加えると一歩先を行けます。

よくある質問Q&A10選

Q1:取引量が多い通貨ペアはなぜ有利なの?
A: 流動性が高いためスプレッドが狭く、約定力が安定しているからです。初心者でも安心して取引しやすくなります。

Q2:通貨の取引量と流通量はどう違う?
A: 取引量は「実際に売買された量」、流通量は「世界に出回っている総量」です。取引量はFX市場の活発さを示します。

Q3:世界三大通貨に円が入っているのはなぜ?
A: 日本円は取引量で世界第3位。経済規模・信用度が高く、安全資産として国際的に評価されています。

Q4:どの通貨ペアが世界で一番取引されているの?
A: EUR/USDが取引量No.1です。米ドルとユーロの組み合わせで、世界的な取引が集中しています。

Q5:取引量が多いのに勝ちにくい通貨はある?
A: あります。流動性が高すぎると、テクニカルが効きづらい場面や急反転が起きやすくなることがあります。

Q6:スプレッドが狭い通貨を選べばいいの?
A: スプレッドは重要な要素ですが、それだけでなく値動きの素直さやトレンドの出やすさも見るべきです。

Q7:通貨ペアはどれくらいに絞るべき?
A: 初心者はまず2〜3ペアに絞るのが理想です。USD/JPYやEUR/USDなどの王道ペアが扱いやすいでしょう。

Q8:取引量が多い通貨はいつ動きやすい?
A: ロンドン時間とNY時間に最も活発になります。東京時間はUSD/JPYやAUD/JPYがよく動きます。

Q9:スキャルピングに向いている通貨は?
A: USD/JPYやEUR/USDなどスプレッドが狭く、安定している通貨ペアが最適です。

Q10:最新の取引量データはどこで見られる?
A: 国際決済銀行(BIS)の公式サイトで3年ごとに公開されています。
👉 https://www.bis.org/statistics/rpfx22_fx.htm

【2025年版】FX通貨ペア取引量ランキングTOP10と特徴のまとめ

  • 通貨ペアの取引量は、FXにおける流動性と取引のしやすさを左右する重要な指標
  • 取引量が多い通貨は、スプレッドが狭く約定力が高いため初心者にもおすすめ
  • 世界の通貨シェア上位は「米ドル・ユーロ・円」の三大通貨が中心
  • BISによる取引量データは、3年ごとの信頼性の高い国際統計に基づいている
  • USD/JPYやEUR/USDは、取引量が多くチャートも素直で戦いやすい
  • 通貨ペアは取引時間帯やスタイルに合わせて絞ることが勝率アップのコツ
  • 流動性が高すぎると逆に“騙し”や過剰反応が起きる場合もある
  • スキャル・デイトレ・スイングそれぞれに適した通貨ペアが存在する
  • テクニカルが効きやすいのは、参加者の多い取引量上位の通貨ペア
  • 通貨ペアの選び方に迷ったら、取引量ランキングを参考にするのが有効

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