楽天証券で買えるおすすめ高配当ETF5選【2025年ランキング】

楽天証券で買えるおすすめ高配当ETF 投資信託・ETF

高配当ETFに興味があるけれど、「どれを選べばいいかわからない」「楽天証券でも買えるの?」と悩んでいませんか?2025年現在、新NISA制度の追い風もあり、ETFを活用した“配当重視型”の投資スタイルが注目されています。特に楽天証券は、初心者でも使いやすい取引画面と豊富なETFラインナップが魅力。米国株だけでなく、国内の高配当ETFも充実しており、少額からでも分散投資が始められます。

この記事では、楽天証券で買えるおすすめの高配当ETFを「利回り・分配月・安定性」などの観点から徹底比較。ランキング形式で紹介しながら、「どんな人にどのETFが向いているか」「どう買えばいいのか」まで詳しく解説します。

この記事の4つのポイント
  • 📌楽天証券で高配当ETFを買うメリットと注意点がわかる
  • 📌米国株・日本株おすすめの高配当ETFランキングを紹介
  • 📌配当利回り・分配月・信託報酬を一覧比較できる
  • 📌新NISA対応やスマホでの買い方まで初心者向けに解説
  1. 楽天証券で高配当ETFを買うべき理由とは?
    1. 高配当ETFとは?株式との違いや仕組みを簡単に解説
    2. 楽天証券が初心者に向いている理由【取扱銘柄・画面操作】
    3. 配当金目的で人気がある3つの投資スタイル
      1. 1. 分配金受け取り型(インカム重視)
      2. 2. 再投資型(複利成長重視)
      3. 3. NISA活用型(節税重視)
    4. 【注意】高配当ETFはおすすめしないと言われる理由もある
    5. 楽天証券で買える!おすすめ高配当ETFランキング【2025年版】
    6. 利回り/分配月/信託報酬で徹底比較【国内・米国ETF対応】
  2. 楽天証券で選ぶ!おすすめ高配当ETFランキングと買い方ガイド
    1. 1位【米国株型】VYM|増配実績が豊富で安心感のある定番ETF
    2. 2位【米国株型】HDV|財務健全な大型株中心のディフェンシブETF
    3. 3位【国内ETF】MAXIS 高配当70(1499)|為替リスクなしの日本株型
    4. 4位【米国株型】SPYD|利回りは高いが値動きに注意が必要
    5. 5位【日本株型】上場インデックスファンド日本高配当(1698)
    6. おすすめ高配当ETF5選の分配月・利回り一覧
    7. 楽天証券のNISA口座で高配当ETFは買える?【対応商品あり】
    8. 毎月分配型はある?分配月で選ぶETF活用術
    9. VYMを活かす投資術|初心者が知っておくべき3つのポイント
    10. よくある質問Q&A10選
  3. 楽天証券で買えるおすすめ高配当ETF5選【2025年ランキング】のまとめ

楽天証券で高配当ETFを買うべき理由とは?

高配当ETFとは?株式との違いや仕組みを簡単に解説

高配当ETFとは、企業の配当利回りが高い銘柄に投資する「上場投資信託(ETF)」です。

高配当ETF

一般的な株式投資とは異なり、ETFは複数の企業に分散投資できるため、個別株のような値動きの荒さを避けつつ、安定的に配当収入を得やすいという特徴があります。

ETFの主な特徴は以下の通りです。

  • 上場しているため、株と同様に市場で売買できる
  • 信託報酬が比較的低く、コストを抑えられる
  • 保有中に分配金(配当)を受け取れる
  • 1口単位で購入できるため、少額から投資しやすい

同じ「投資信託型の運用商品」である投資信託と比べると、以下のような違いがあります。

📊 ETFと投資信託の比較表

比較項目 高配当ETF 投資信託
売買方法 市場でリアルタイム売買 1日1回、基準価額で売買
最低購入額 数千円〜1万円前後(1口単位) 100円から可能(積立対応)
分配金 年4回など定期的に受取可 再投資型が多く、配当を受け取れない場合も
コスト 信託報酬が安め(年0.1〜0.3%台) 商品により幅がある(年0.2〜1%超も)
リアルタイム価格 あり(価格変動を見ながら取引) なし(注文後に価格確定)
流動性 高い(いつでも売買可能) やや低い(売却にタイムラグ)

※ETFと投資信託の違いについてもっと詳しく知りたい方はこちら
▶ 【2025年版】投資信託とETFはどっちがいい?初心者向け完全ガイド

楽天証券が初心者に向いている理由【取扱銘柄・画面操作】

楽天証券は、ETF初心者にとって非常に使いやすい証券会社です。

主な理由は以下の3つです。

  1. 取扱銘柄が豊富で高配当ETFも多数対応
    米国株ETFはもちろん、日本株の高配当ETFも充実。NISA口座で買える商品も豊富です。
    タイプ 主なETF名 NISA対応 特徴
    米国株型 SPYD、VYM、HDV 分配利回りが高く、四半期配当あり
    日本株型 1698、1499(MAXIS高配当70) 年1〜2回の分配。為替リスクなし
    国内上場の外貨建てETF 上場インデックスファンド米国債券など △(一部) 円建てで購入でき、分配金はドル建て
  2. 注文画面・スマホアプリがわかりやすい
    ETFの利回りや分配月などが見やすく表示され、直感的な操作が可能。取引が初めてでも迷いにくい設計です。銘柄ごとに配当や分配月がすぐ見える設計
  3. 楽天ポイントが使える・貯まる
    投資信託だけでなく、ETF取引にもポイントを活用可能。少額投資のハードルを下げ、利回りの底上げにもつながります。

「商品力」「操作性」「還元力」のバランスが取れていることが、楽天証券が高配当ETF投資に適している理由です。

配当金目的で人気がある3つの投資スタイル

高配当ETFを活用した投資スタイルには、いくつかの方向性があります。

ここでは、特に人気の3つをご紹介します。

1. 分配金受け取り型(インカム重視)

四半期や年数回の配当金を、生活費や再投資の資金として活用するスタイル。
定期収入を得たい人や、セミリタイア志向の方に好まれています。

2. 再投資型(複利成長重視)

受け取った配当を再投資して保有口数を増やし、複利で資産を増やすスタイル。
資産形成期にある20代〜40代の投資家に向いています。

3. NISA活用型(節税重視)

新NISAの成長投資枠を使って、非課税で分配金を受け取るスタイル。
節税と利回りを両立させたい方に人気です。

これらは必ずしもどれか一つに絞る必要はなく、自身のライフステージや目的に応じて組み合わせることも可能です。

📊 高配当ETFを活用した主な投資スタイル

スタイル 特徴 向いている人 メリット 注意点
分配金受け取り型 四半期や年1〜4回の配当をそのまま受け取る セミリタイア希望者/定期収入が欲しい人 安定したインカム/使途が自由 税金が都度かかる/再投資しないと複利効果が弱まる
再投資型 受け取った配当をそのまま再投資 資産形成期の20〜40代 複利で資産増加が期待できる 再投資の手間・タイミング次第で効率が変わる
NISA活用型 成長投資枠を使って非課税で配当を受け取る 節税重視/NISA活用中の人 利回りを最大化しやすい ETFによってはNISA対象外もある/年間枠に注意

たとえば、30代で積立投資を考える方は「再投資型+NISA活用型」を組み合わせることで、将来の配当収入を非課税で育てることができます。

【注意】高配当ETFはおすすめしないと言われる理由もある

高配当ETFは安定収入を得られる点で人気がありますが、すべての投資家にとって「絶対におすすめできる」わけではありません。

ネット上では「おすすめしない」との声もあり、その理由にはいくつかの共通点があります。

よくある“おすすめしない”理由と背景

理由 内容 対策・補足
値上がり益が出にくい 高配当株はすでに成熟企業が多く、成長性が低い 「増配傾向」に注目すれば一定の成長も期待可能
分配金が課税対象になる 配当は課税され、再投資しても非効率になることがある 新NISAの活用で非課税運用が可能
為替リスクがある(米国ETF) 円高になるとドル建て資産の価値が下がる 国内ETFの併用や、為替ヘッジ商品を検討
下落局面では配当も減る 景気悪化で構成企業の業績が悪化すると減配リスクも 安定配当を重視したETF(VYMやHDV)を選ぶと比較的安心

楽天証券で買える!おすすめ高配当ETFランキング【2025年版】

ここでは、楽天証券で購入できる高配当ETFの中から、利回り・安定性・分配月のバランスを加味し、「本当におすすめできる順」で5本を厳選しました。

*SNS等での人気順ではなく、「初心者でも安心して長期保有できるか」を重視したランキングです。

📌 おすすめ高配当ETFランキング(2025年最新版)

順位 銘柄(コード) 利回り目安 特徴
1位 VYM(米国) 約3.2% 増配実績が豊富。安定配当+長期保有に最適
2位 HDV(米国) 約3.6% 財務健全な大型株中心。景気後退にも強い
3位 MAXIS 高配当70(1499) 約3.5% 日本株型。円建てで為替リスクなし、年2回分配
4位 SPYD(米国) 約4.7% 利回りは高いが構成銘柄にリスクあり。短期向け
5位 上場インデックスファンド日本高配当(1698) 約3.0% 長期でじっくり保有する人におすすめ。実績安定

利回り/分配月/信託報酬で徹底比較【国内・米国ETF対応】

高配当ETFを選ぶ際に重要なのが、利回りの高さだけでなく「分配月」「信託報酬」のバランスです。

以下の比較表では、楽天証券で買える代表的なETFを横並びで確認できます。

📊 高配当ETF主要指標比較

銘柄名 国籍 利回り(目安) 分配月 信託報酬(年率)
VYM 米国 約3.2% 3月・6月・9月・12月 0.06%
HDV 米国 約3.6% 同上 0.08%
SPYD 米国 約4.7% 同上 0.07%
MAXIS 高配当70(1499) 日本 約3.5% 6月・12月 0.209%
上場インデックス日本高配当(1698) 日本 約3.0% 1回(12月) 0.26%

楽天証券で選ぶ!おすすめ高配当ETFランキングと買い方ガイド

1位【米国株型】VYM|増配実績が豊富で安心感のある定番ETF

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)は、米国の大型・中型株の中から安定した配当を出している企業に投資するETFです。

✅ 特徴

  • 増配実績が長く、分配金が年々増えている
  • 銘柄の入れ替え頻度が低く、保守的な構成
  • 金融・ヘルスケア・消費安定株など、景気変動に強い業種が多い

📌 基本情報(2025年時点)

  • 利回り:3.2%前後
  • 分配月:3月・6月・9月・12月(年4回)
  • 信託報酬:0.06%
📌こんな人におすすめ「安定した配当をコツコツ積み上げたい」「米国ETF初心者で安心感を重視したい」人に最適です。

2位【米国株型】HDV|財務健全な大型株中心のディフェンシブETF

HDV(iシェアーズ・コア米国高配当ETF)は、財務基盤がしっかりした高配当株に絞って投資する守備的なETFです。

✅ 特徴

  • ヘルスケア・公益・エネルギー株が中心
  • 景気後退時でも配当が大きく下がりにくい
  • VYMより少数精鋭(約75銘柄)で運用

📌 基本情報(2025年時点)

  • 利回り:3.6%前後
  • 分配月:3月・6月・9月・12月
  • 信託報酬:0.08%
📌こんな人におすすめ「景気に左右されにくいETFを選びたい」「高配当と安定性のバランスを重視したい」方に適しています。

3位【国内ETF】MAXIS 高配当70(1499)|為替リスクなしの日本株型

MAXIS 高配当70(1499)は、日本の高配当銘柄70社に投資するETFで、円建て・日本株のみで構成されているのが特徴です。

✅ 特徴

  • 為替リスクがなく、NISAとも相性抜群
  • 配当利回りが高く、比較的安定
  • 信託報酬はETFとしてはやや高め(0.209%)

📌 基本情報(2025年時点)

  • 利回り:3.5%前後
  • 分配月:6月・12月(年2回)
  • 信託報酬:0.209%
📌こんな人におすすめ「為替変動が不安」「国内企業に投資したい」方や、NISAを使った高配当戦略に向いています。

4位【米国株型】SPYD|利回りは高いが値動きに注意が必要

SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)は、利回り重視の設計が魅力的なETFですが、構成銘柄に波があり、慎重な扱いが必要です。

✅ 特徴

  • S&P500構成銘柄の中から配当利回り上位80社を均等に組み入れ
  • 利回りは高いが、景気敏感株が多く下落リスクも
  • 短期〜中期で利回りを取りたい人向け

📌 基本情報(2025年時点)

  • 利回り:4.7%前後(変動が大きめ)
  • 分配月:3月・6月・9月・12月
  • 信託報酬:0.07%
📌こんな人におすすめ:「利回りを重視したいが、リスクも許容できる」投資家向け。分配金が多く欲しい中期トレーダーにも適しています。

5位【日本株型】上場インデックスファンド日本高配当(1698)

1698は、TOPIX構成銘柄のうち高配当な企業に分散投資する日本株ETFです。

分配金の安定性と運用実績の長さが魅力ですが、分配回数が少ない点には注意が必要です。

✅ 特徴

  • 日本株100社以上に分散投資
  • 経費率はETFとして標準的(0.26%)
  • 信用度の高い大型株が多めで安定性あり

📌 基本情報(2025年時点)

  • 利回り:3.0%前後
  • 分配月:12月のみ(年1回)
  • 信託報酬:0.26%
📌こんな人におすすめ:「とにかく安定性重視」「国内株式のみで構成されたETFを選びたい」人におすすめの選択肢です。

おすすめ高配当ETF5選の分配月・利回り一覧

ここでは、これまで紹介してきた楽天証券で購入できるおすすめ高配当ETF5本について、「利回り・分配月・信託報酬・為替リスクの有無」を一覧表にまとめました。

📊 高配当ETF5選 比較一覧表(2025年版)

銘柄名 国籍 利回り(目安) 分配月 信託報酬(年率) 為替リスク
VYM(バンガード米国高配当) 米国 約3.2% 年4回(3・6・9・12月) 0.06% あり
HDV(iシェアーズ米国高配当) 米国 約3.6% 年4回(3・6・9・12月) 0.08% あり
MAXIS 高配当70(1499) 日本 約3.5% 年2回(6・12月) 0.209% なし
SPYD(SPDR米国高配当) 米国 約4.7% 年4回(3・6・9・12月) 0.07% あり
上場インデックス日本高配当(1698) 日本 約3.0% 年1回(12月) 0.26% なし
  • 米国ETFは分配回数が多く、インカム収入が定期的に欲しい方に有利
  • 日本株ETFは為替リスクがなく、NISAとも組み合わせやすい
  • 信託報酬や分配月も銘柄ごとに差があるため、資金計画や再投資タイミングに合わせて選ぶのがコツです

📌楽天証券でのETFの買い方

楽天証券では、スマホアプリやPC画面から簡単にETFを購入できます。

📲 スマホでのETF買い方ステップ(楽天証券アプリ)

ステップ 操作内容
楽天証券アプリを起動し、ログインする
画面上部の検索バーに「SPYD」などのETF名を入力
表示された銘柄をタップし、詳細ページを開く
利回り・分配月などを確認し、「買付」ボタンを押す
注文方法(成行/指値)・口数を指定して、内容を確認後に発注

楽天証券アプリでETFを買う方法

💡 購入時のポイント

  • 口座区分を間違えないように注意(特定口座/NISA)
  • 注文後すぐに約定する“成行注文”が初心者には使いやすい
  • 買いすぎ防止のため、初回は1〜2万円からのスタートもおすすめ

楽天証券ではETFの情報が見やすく、スマホでも直感的に買付できるため、はじめてでも安心して進められます。

楽天証券のNISA口座で高配当ETFは買える?【対応商品あり】

2024年に刷新された新NISA制度では、楽天証券を通じて高配当ETFの多くを非課税枠で購入することが可能です。

ただし、NISA口座で買える商品には一部制限があるため、確認が必要です。

NISAで買えるETFの条件とは?

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがありますが、高配当ETFは基本的に成長投資枠に分類されます。

項目 つみたて投資枠 成長投資枠
購入対象 指定された投資信託(長期積立型) 上場株式、ETF、REITなど
高配当ETF購入 ✕ 不可 ○ 可能(楽天証券で取扱あり)

楽天証券でNISA購入できる代表的な高配当ETF(2025年時点)

銘柄 対象 NISA対応 備考
VYM 米国 楽天証券で成長投資枠対応。円貨決済も可能
HDV 米国 NISA対象。為替差益・配当ともに非課税対象
SPYD 米国 配当利回りが高く、NISA活用で効率UP
MAXIS高配当70(1499) 日本 円建て・国内ETFでNISA枠と相性良好
上場インデックス高配当(1698) 日本 手数料安く、分配金非課税で使いやすい

注意点:個別の外国債券・海外ETFは対象外

NISAでは「国内上場商品」に限定されているため、本場米国で上場されているETF(VOOやQQQなど)を直接ドル建てで購入することはできません。ただし、楽天証券では上記のVYM・HDV・SPYDなど、NISA対応済みのETFを円建てで購入できるため、実質的に問題はありません。

NISAで高配当ETFを買う際のポイント

  • 分配金が非課税になるため、配当利回りが活きる

  • 年間投資枠のうち、安定配当枠として使うのが理想的

  • 国内ETFは為替リスクがないためNISA枠との相性◎

📌楽天証券でNISA口座を利用すれば、高配当ETFの運用益・配当金ともに非課税で受け取れるメリットがあります。特にVYMやHDVのように増配傾向にあるETFを長期で持つ場合、NISA枠での運用効果は大きくなります。

毎月分配型はある?分配月で選ぶETF活用術

「毎月お小遣いのように配当金を受け取りたい」──高配当ETFを活用する人の中には、そうした定期的な収入を目的にしている方も多くいます。

ただし、ETFの分配金は「毎月振り込まれるもの」ではなく、銘柄ごとに分配月が決まっているため、毎月配当を得るには少し工夫が必要です。

✅ 高配当ETFの主な分配月

銘柄名 分配月 補足
VYM 3月・6月・9月・12月 安定4回/米国ETFの中でも定番
HDV 3月・6月・9月・12月 同上/セクター分散も優秀
SPYD 3月・6月・9月・12月 高利回りだがやや価格変動あり
MAXIS高配当70(1499) 6月・12月 日本株型/為替リスクなし
上場インデックス高配当(1698) 12月 国内ETFで年1回タイプ

💡「毎月分配」を実現するには?

ETFには「毎月分配型」のような商品は基本的に存在しませんが、複数のETFを組み合わせることで、月単位での受け取りを近づけることが可能です。

✅ 分配月バランスの組み合わせ例(イメージ)

受取可能ETFの例
3月 VYM/HDV/SPYD
6月 VYM/HDV/SPYD/MAXIS高配当70
9月 VYM/HDV/SPYD
12月 VYM/HDV/SPYD/MAXIS/1698

❗ 注意:分配金は「支払確定日」から1〜2営業日後に入金

ETFの配当金は、分配月に設定された「権利確定日」後に支払われる仕組みです。配当日と入金タイミングにズレがあるため、「毎月きっちり収入がある」とは考えないよう注意が必要です。

月収イメージで考えるなら、以下のような発想が有効

  • 「配当金を月額平均で割って、生活費の一部に充てる」
  • 「支払いサイクルに合わせて、分配月が異なるETFを組み合わせる」
  • 「年4回の配当でも、生活費補填の一部として十分意味がある」

📝 実際どう組み合わせるべき?

  • 安定性重視:VYM+HDV(四半期分配+景気耐性◎)
  • 分配強化:VYM+SPYD+MAXIS(高利回り×国内分配月分散)
  • 為替リスク回避型:MAXIS+1698(円建てETFで国内重視)
📌ETFに「毎月分配型」はありませんが、銘柄を組み合わせて分配月をずらすことで、“擬似的な毎月収入”を作ることは可能です。そのうえで、資産全体のバランスを見ながら運用することで、配当金が生活に安心感をもたらす選択肢となります。

VYMを活かす投資術|初心者が知っておくべき3つのポイント

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)は、楽天証券で買える高配当ETFの中でも、分配金の安定性・増配傾向・信託報酬の低さという3拍子が揃った“定番中の定番”です。

ここでは、VYMを活用する上で初心者が押さえておくべき投資ポイントを具体的に解説します。

ポイント①:配当は「年4回」+増配実績が魅力

VYMは年4回(3・6・9・12月)分配があり、利回りも約3%と安定配当タイプのETFです。

さらに、過去10年以上にわたり連続増配傾向にあり、インカムをコツコツ育てたい人には非常に向いています。

▶ 高利回りのSPYDやHDVと比較しても、長期的な信頼性ではVYMが一歩リードしています。

ポイント②:楽天証券のNISA口座と相性が抜群

VYMは楽天証券の成長投資枠(NISA)で購入可能です。

配当金にも非課税が適用されるため、長く持つほど「利回り3%」がそのまま手取り収入につながります。

特に、年4回の分配金をNISAで受け取ることで、税引きされる米国源泉課税(10%)以外の国内課税がゼロになります。

ポイント③:ドルコスト平均法で“価格変動”にも対応できる

VYMは市場全体の影響を受けるため、価格が上下する場面も当然あります。

ですが、楽天証券では円貨決済・定期買付が可能なため、毎月一定額を積み立てる「ドルコスト平均法」が有効に機能します。

たとえば

  • 毎月3万円ずつVYMを買い続ける
  • 為替や株価が下がった月は多く買え、上がった月は控えめに買う
  • 長期的には購入単価が平均化され、価格変動リスクが平準化

この運用スタイルは、特に「初めてETFを買う方」「一括投資が不安な方」におすすめです。

📝 VYM活用のまとめ

  • 安定配当+増配実績 → 長期のインカム資産形成に最適
  • 楽天証券のNISAと組み合わせることで非課税の恩恵が大きい
  • 価格変動は気にせず、ドルコストでコツコツ積み上げるのが王道
📌「ETFに不慣れな初心者こそ、まずVYMから始めるべき」と言われる理由は、こうした“堅実に長く育てる設計”ができるからです。

よくある質問Q&A10選

Q1. 楽天証券で買えるおすすめの高配当ETFはどれですか?
A. 総合的におすすめできるのは、1位:VYM、2位:HDV、3位:MAXIS高配当70です。分配月・増配傾向・為替リスクなどを加味したうえで、安定性と実用性のバランスに優れています。4位のSPYDや5位の1698も、投資目的に応じて選択肢になります。

Q2. 高配当ETFは本当に初心者でも買って大丈夫ですか?
A. はい。楽天証券ならスマホから簡単に買付でき、円貨決済にも対応しています。NISAを活用すれば税制メリットも得られ、初めてのETF投資にも適した環境が整っています。

Q3. 高配当ETFは毎月配当が出ますか?
A. いいえ。ETFは基本的に3月・6月・9月・12月など、年4回の分配が一般的です。毎月配当を受け取りたい場合は、分配月が異なる複数のETFを組み合わせる工夫が必要です。

Q4. 分配金はどうやって受け取るんですか?
A. 米国ETFの分配金はドル建てで支払われますが、楽天証券では自動で円に換金して受け取る設定も可能です。設定変更は「口座管理」から行えます。

Q5. NISA口座で買った場合、分配金も非課税になりますか?
A. はい。NISAの成長投資枠で購入したETFの分配金には、日本国内の課税はかかりません。ただし米国ETFの場合、アメリカでの源泉徴収(10%)は発生します。

Q6. ETFを一括で買うのと、積み立てるのではどちらが良いですか?
A. 初心者や相場のタイミングが読めない方には、積み立て(ドルコスト平均法)がおすすめです。楽天証券なら定期買付設定も可能で、相場の変動リスクを抑えられます。

Q7. 高配当ETFはやめたほうがいいという意見もありますが本当ですか?
A. 一部では「分配金が安定しない」「増配が止まる可能性がある」といった意見もあります。ただしそれはどの資産にも共通するリスクであり、適切な分散や活用方法で十分に対応可能です。

Q8. 為替の影響で損をすることはありますか?
A. はい。米国ETFはドル建てなので、購入時よりも円高が進んだ場合には為替差損が発生することがあります。NISAで非課税枠を使っていても、為替リスクの管理は必要です。

Q9. 日本株の高配当ETFにはどんなメリットがありますか?
A. 為替リスクがないことと、配当金がすべて円で受け取れる点がメリットです。NISAとの相性も良く、国内資産で分配収入を得たい方には向いています。

Q10. 楽天証券でETFを売却した場合、いつ現金になりますか?
A. 成行で売却すれば当日中に約定し、2営業日後を目安に証券口座に反映されます。NISA枠内で売却した場合は、利益に対する税金もかかりません。

楽天証券で買えるおすすめ高配当ETF5選【2025年ランキング】のまとめ

  • 楽天証券では、米国・日本株の高配当ETFをNISA枠でも購入可能
  • 総合的におすすめできるETFは「VYM」「HDV」「MAXIS高配当70」
  • 配当利回りだけでなく、分配月・信託報酬・リスク分散も重視すべき
  • 年4回の分配金を得られるETFを複数組み合わせると“月収感覚”に近づける
  • NISAを活用することで、分配金・売却益の国内課税が非課税になる
  • 初心者は「円貨決済」や「自動円転設定」ができる楽天証券の操作性が安心
  • 人気ETFのSPYDは高利回りだが、価格変動リスクや分配変動にも注意
  • 米国ETFの配当はドルで支払われるため、為替の影響を受けやすい
  • ETFは「一括購入」よりも「毎月積み立て」で安定運用を目指すのが基本
  • 投資目的に合ったETFを選び、リスク許容度と分散性を意識した活用が重要

📌 FPからのワンポイントアドバイス

高配当ETFは「収入が得られる資産」として魅力的ですが、大切なのは配当金に頼りきらない資産設計です。ETFはあくまで投資商品のひとつであり、家計の支出バランス・緊急予備資金・他の資産との組み合わせといった全体像の中で位置づけることが成功への近道です。「利回りが高いから買う」のではなく、「自分の将来設計に合っているか?」を考える視点を忘れずに。

📚参考文献・出典元

本記事の内容は、以下の信頼性ある情報源をもとに作成しています(2025年5月時点の情報に基づく)。

【本記事の関連ハッシュタグ】

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